アーティスト!
( ̄。 ̄ )ボソ...でつぶやいてから、しばらく時間が経ってしまいましたが、アーティスト、観てきました。
これ、めちゃくちゃ感動しましたよぉ〜!
サイレント、モノクロ・・・私にはちょっと背伸びしすぎかも??なんて気持ちもあったのですが、どうしても気になって気になって、平日一人で映画館に。('-'*)
特にサイレント・・・っていう部分で、もっと違和感があるのかな?って思っていましたが、それが正反対!サイレントならではの魅力!っていうのを、強く強く感じることができました。
とにかく、役者さんの細かい表情に、目が釘付けになるんです。普通の洋画の場合、全体的な映像を目でとらえながら字幕を読み、それから役者さんの表情も・・・ってなるじゃあないですか。だけど、サイレントの場合は、役者さんの一挙一動と表情が、ほとんどを占めるんですから。しかも、それがまた、ハンパなく魅力的なんですよね〜。
はじまってまだ10分くらいの時でしょうか。女優さんが、コートスタンドに掛かった男性の上着を抱きしめながら、その人に思いを馳せてダンスするシーンがあるんですけど、もうあまりに美しくて涙がジワ〜と出てくるほど感動〜。
とにかく楽しくて、悲しくて、優しくて・・・決して、映画通な人向けの作品なんかじゃなくて、シンプルで素直に感動して、あったかーい気持ちになれる、素晴らしく上質な映画でした。
映画館には私以外の観客は2人だけだったのですが(笑)、これ冗談抜きで、終わったあと、「良かったですよね〜!!」って声を掛け合いたくなってしまったほど。そんなの初めてのことでした。(笑)
もう、思いっきりおすすめです!!可愛いワンコも大活躍〜。ワンちゃん好きな人にも楽しめるかも。(笑)
サイレント映画って、オペラみたいに、オーケストラの演奏とともに上映されてたんですね(全てではないのかもしれませんが)。すごーい!!しかも観客は皆、正装! 今のエンターテイメント〜!ってものとは格の違うアート・・・役者さんは、まさに「アーティスト」だったんですね〜。^^